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ビジネスでの話し方の基礎

ビジネスでの話し方の基礎についてのマナーなどを紹介していきます。

ビジネスでの会話は基本的に友人との他愛も無いおしゃべりや小説を読むように韻を踏んだりしてしゃべるといったことではありません。基本的に「分かりやすく」「具体的に」「簡潔に」話すのが基本となります。

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ビジネス会話の基本・心得

ビジネス会話は以下の心得を守りましょう。

(1):6W2Hを考えて話す
6W2Hとは「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(だれが)」「What(何を)」「Whom(誰に)」「Why(なんのために)」「How(どのように)」「How Much(いくらで)」ということを指します。会話の際は、6W2Hに対して常に注意をして、要点をまとめて話します。
「頑張ったけどできませんでした」という報告では、どう頑張って、なぜできなかったのかがわかりません。


(2):結論から話す
ビジネスの現場ではスピードが求められます。まずは「結論」を述べて、必要があればその理由や意見などを述べるようにします。

悪い例
「今日は、○○社の××さんとミーティングがありました。ミーティングでは、競合の□□社が提示している金額が当社のものより安いということで、このままでは□□社のモノに決まりそうでしたが、△△のオプションについて先日課長と打ち合わせした件で提案したところ、当社の商品を購入していただけることになりました。」
何を言っているのか最後まで聞かなければ分からない。

良い例
「○○社の案件についてですが、当社商品の購入が決定しました。決定打は先日課長と打ち合わせをしたオプションの件で、競合が提示した提案よりも価格面では負けていましたが、サービス面で契約をとることができました」とすれば、結論やその確信が冒頭で述べられているので上司も理解しやすくなります。上司が忙しい場合も結論を先に聞ければ、「よし分かった。細かい点は後で聞こう」となるでしょう。


(3):相手の理解度を見ながら話す
ビジネスでの会話は相手が必ずしも自分の話を積極的に聞いてくれるわけではありません。特に、営業などの場では、相手は聞き耳を立ててくれない場合もあります。こうした場合は、自分の話に耳を傾けてくれるように対応する必要があります。


(4):わかりやすくはっきりとしゃべる
小さい声は自信がないように聞こえます。また、文章の語尾を曖昧に発音すると子供っぽく感じてしまします。声はできるだけ「はっきり」かつ「語尾までしっかり」と話すようにします。

このほかにも、ビジネス会話のポイントとしては様々なポイントがあります。

・クッション言葉
クッション言葉とは、相手に対してお願いをしたり、反対意見を述べる、拒否をする場合などに使う言葉です。上手に活用することで相手に対してやわらかい印象を与えることができます。

 

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