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訪問先からの辞去

訪問先からの辞去についてのマナーなどを紹介していきます。

原則として打ち合わせなどを終わらせる(切り上げる)のは訪問者側が行うのがマナーとされています。ですから、相手はもう帰って欲しいのにと思っているのにそれを言い出せないでいるだけかもしれません。話が終わったのでしたらできるだけ早く辞去するようにします。

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訪問先から辞去するタイミング

基本的には、前もって「1時間ほど」などと時間を区切って打ち合わせをはじめるのが望ましいでしょう。アポイントの段階で「30分お時間をください」といっているのであれば時間はできる限り守るようにしましょう。
時間になったら、相手の都合もありますので「予定の時間となってしまいました。そろそろ、失礼いたします」と話を切り上げましょう。ただ、話がいいところである場合やもう少しで片がつきそうな場合などは相手に確認を取った上で多少であれば時間を延ばしてもかまいません。
それでも1時間も2時間も時間をとっていいわけではありませんので、話が長引きそうな場合は予定時間で切り上げるようしましょう。


話を切り上げる際のポイント


話を切り上げる際のポイントとしては、基本的に以下のような流れで行っていきます。

・本日の打ち合わせ(面談)内容の確認
話を切り上げる際は、まず「それでは、本日のお打ち合わせの具体的な成果についてですが、○○について×日までに△△するということでよろしいでしょうか?」と話の内容を確認します。

・それぞれの行動の確認
話の内容を確認した上で合意が得られれば、「それでは、次回のお打ち合わせまでに私が○○○についての資料とお見積書を作成いたします。××様にはそれまでに会社で稟議をまわしていただけますでしょうか?」とそれぞれが今後取るべき行動についての確認を行います。面談内容の確認だけで済む場合はこの項目は飛ばしても結構です。

・辞去の挨拶
確認が終わったら、双方が立ち上がり訪問者側が「本日はお時間を頂きありがとうございました」などとお礼を述べて、「それでは失礼いたします」と退出する。会社を出る際相手がお見送りに来ていただける場合がありますが、基本的には「お見送りは、ここまでで結構ですから」と言うのがマナーです。それでも相手が着てくれる場合はありがたく受取りましょう。

 

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