クッション言葉一覧|依頼・断り・質問・反論の例文
クッション言葉とは、依頼、質問、断り、反論など負担をかけやすい本題の前に添え、相手への配慮を示す表現です。「恐れ入りますが」のような前置きだけでなく、その後に何を、いつまでに、なぜ必要とするかを明確に伝えます。
本題の敬語も確認:ビジネス敬語一覧と使い分け早見表
場面別クッション言葉一覧
| 場面 | 表現 | 続ける本題の例 |
|---|---|---|
| 依頼 | お手数をおかけしますが | 申込書の2ページ目をご記入ください |
| 依頼 | ご面倒をおかけしますが | 原本を同封の封筒でご返送ください |
| 質問 | 差し支えなければ | 導入予定時期を教えていただけますか |
| 質問 | 失礼ですが | お名前の読み方を確認してもよろしいでしょうか |
| 断り | あいにくですが | 本日は担当者が終日不在です |
| 断り | せっかくのお申し出ですが | 今回は参加を見送らせていただきます |
| 反論 | おっしゃる点は承知しておりますが | 安全確認のため公開日は変更できません |
| 催促 | 行き違いでしたら申し訳ありません | 7月25日付の確認依頼についてご連絡しました |
依頼するとき
曖昧:恐れ入りますが、なるべく早めにお願いします。
具体的:恐れ入りますが、見積条件を7月30日15時までにご回答いただけますか。難しい場合は回答可能な日時をお知らせください。
クッション言葉を添えても、期限や作業量を隠すと相手は判断できません。断れる選択肢や代替期限も示すと、丁寧さと実務性を両立できます。
断るとき
謝罪だけを重ねず、結論、理由、代替案の順に伝えます。理由は社内事情を細かく説明するより、相手が次を判断できる範囲にします。
「せっかくのお申し出ですが、当日は社内行事と重なるため参加できません。次回の開催日が決まりましたら、改めてご案内いただけますと幸いです」
反論・訂正するとき
相手への敬意と、事実への同意は分けます。「ご意見は理解しました」と言った後でも、確認した事実や判断は明確に示せます。
「ご指摘の意図は承知しております。一方、契約書では検収後30日以内の支払いとなっているため、今回は8月31日を支払期日として確認させてください」
電話・メール・チャットでの使い分け
- 電話:相手の状況を見られないため、「今、2分ほどよろしいでしょうか」と時間を確認する。
- メール:件名と冒頭で用件を示し、クッション言葉を何度も重ねない。
- チャット:短くても命令形だけにせず、「お手すきの際に、今日17時までに確認をお願いします」のように期限を分ける。
避けたい使い方
- 「恐縮ではございますが、誠に勝手ながら、恐れ入りますが」と重ねる
- 断る結論を最後まで書かず、相手に察してもらおうとする
- 急ぎの理由を示さず「至急」「早急に」だけを強調する
- 「差し支えなければ」と言いながら回答を強制する
送信前チェック
- 場面に合う前置きを一つ選んだ
- 依頼・断り・質問の結論が一読で分かる
- 期限、対象、理由、代替案が必要な範囲で書かれている
- 相手が断る、確認する、別案を出す余地がある
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