来客対応のマナー|受付・案内・待ち時間・お見送り

来客対応では、最初に気付いた人が挨拶し、訪問先と約束を確認して、相手を待たせっぱなしにしないことが基本です。同時に、執務エリアへの無断入室や社員の予定・連絡先の不用意な開示を防ぎます。

来訪前に準備すること

  • 来訪日時、会社名、氏名、人数、面会者、目的を受付へ共有する
  • 入館証、会議室、オンライン参加者、機密資料の表示を確認する
  • 車いす、聴覚・視覚支援、通訳など、本人から申し出のあった配慮を準備する
  • 担当者が遅れる場合の連絡役と代替担当を決める

受付で確認する順序

  1. 「いらっしゃいませ」と挨拶する。
  2. 会社名、氏名、面会相手、約束時刻を確認する。
  3. 担当者へ、来客が到着したことを伝える。
  4. 待つ場所と目安時間を案内する。
  5. 入館証や記帳が必要なら、利用目的を含めて説明する。

「お待ちしておりました。株式会社Aの山田様でいらっしゃいますね。営業部の佐藤へ連絡いたします。こちらで5分ほどお待ちいただけますか」

案内するとき

廊下では相手の斜め前を歩き、曲がり角や段差の前で声をかけます。エレベーターや扉の扱いは、設備と安全を優先します。応接室では席次の原則を踏まえつつ、画面・車いす動線・日差しなど相手が使いやすい席を案内します。

担当者が遅れる・不在の場合

状況伝え方次の対応
5分程度遅れる目安時間と理由を簡潔に伝える待つ場所を案内し、時間が延びたら再度連絡
戻り時刻が不明不在の事実だけを伝える代理対応、日程変更、伝言を提案
急なアポなし面会できると約束しない用件と連絡先を確認し、担当部署へ照会

「どこへ行ったか」「いつ戻るか」を詳しく話しすぎません。「現在席を外しております。戻り時刻を確認し、面会可否をご案内します」と伝えます。

オンライン受付・無人受付

  • 端末が反応しない場合の電話番号や呼び出し方法を表示する
  • 訪問者の氏名や会社名が次の利用者に見えないようにする
  • QRコードや事前登録が使えない人の代替手段を用意する
  • 来客通知を受ける担当者と、応答がない場合のエスカレーションを決める

来客数や受付体制を見直す場合は、受付システムの選び方で、通知、入館、有人対応との分担を確認できます。

お見送りまでのチェック

  • 来客の荷物、傘、コート、入館証を確認した
  • 次の連絡事項と担当者が明確になった
  • 必要な場所まで案内し、来訪へのお礼を伝えた
  • 受付記録と入館権限を社内ルールに従って処理した
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