電話がつながらない・担当者不在のメール|件名と状況別の例文
電話がつながらなかった後のメールには、確認できた状況、用件、希望する返答方法を書きます。受付で不在を確認したなら「ご不在と伺いましたので」、呼び出しただけなら「お話しできなかったため」と書き分けると、推測を加えずに伝えられます。
自分から電話した場合は「先ほどお電話しましたが、お話しできなかったため」と書き出します。相手からの電話を受けられなかった場合は「お電話いただきありがとうございました」と、電話をもらったことへのお礼を添えます。
更新・資料確認:

「ご不在」と書く前に確認すること
- 受付で「席を外している」と聞いた:「ご不在と伺いましたので、用件をメールでお送りします」と書けます。聞いていない帰社時刻や不在理由は加えません。
- 呼び出し音が続いた・留守番電話だった:居場所や出られない理由までは分からないため、「先ほどお電話しましたが、お話しできなかったため」と、分かっていることを書きます。
「お忙しいようでしたので」も気遣いの表現ですが、理由を推測する必要はありません。「お話しできなかったため」で十分に丁寧に伝えられます。相手が電話に出なかったことを責める説明や、何度かけたかを強調する書き方は避け、用件へ進みましょう。
電話後にメールするかを決める
| 状況 | 選ぶ方法 | メールに書くこと |
|---|---|---|
| 急ぎではない | 要点をメールし、返信を待つ | 電話した時刻、用件、希望期限 |
| 今日中に確認が必要 | メール後、受付方法に沿って到達確認 | 期限と、間に合わない場合の連絡先 |
| 本人でなくても対応できる | 代理担当を尋ねる | 判断に必要な事実と資料 |
| 機密・苦情・重大障害 | 決められた緊急経路を使う | メールには詳細を書きすぎない |
受付へ折り返しを依頼した後にメールも送るなら、「先ほど折り返しをお願いした件です」と同じ案件であることを示します。そのうえで、メールの回答で足りるのか、電話で話したいのかを一つに決めます。メールを送信しただけでは、相手が希望の変更を確認したとは分かりません。急ぎの変更は会社の受付方法に沿って確認してください。
電話がつながらなかったときのメール例
相手の状況が分からず、メールの回答で用件を終えられる場合です。件名は「お電話の件」だけでなく、何を確認したいかまで示します。
件名:ご確認のお願い/10月8日の打ち合わせ開始時刻
青葉商事株式会社
営業部 田中様
いつもお世話になっております。緑川株式会社の山田です。
本日14時ごろ、10月8日の打ち合わせ開始時刻についてお電話しましたが、お話しできなかったため、メールでご連絡いたします。
開始時刻は、予定どおり10時でよろしいでしょうか。資料の準備のため、10月6日17時までにメールでご回答いただけますと幸いです。
メールで確認できれば、お電話は不要です。ご回答が難しい場合は、回答可能な時刻をお知らせください。
緑川株式会社 山田
連絡先:03-XXXX-XXXX
すでに同じ案件のメールがある場合は、そのやり取りへの返信にすると経緯を確認しやすくなります。宛先・件名・署名の基本はビジネスメールの書き方で確認できます。
受付で担当者の不在を確認したときのメール例
件名:お電話の件/10月8日の納品時刻確認
株式会社○○
営業部 佐藤様
いつもお世話になっております。株式会社△△の山田です。
本日14時頃、10月8日の納品時刻についてお電話しました。ご不在とのことでしたので、要点をメールでお送りします。
- 確認事項:10月8日10時の納品で問題ないか
- 回答希望:10月6日17時まで
- 当方連絡先:03-XXXX-XXXX
メールでご返信いただければ、折り返しのお電話は不要です。難しい場合は、ご回答可能な時刻をお知らせください。
電話で相談したいときは、かける側と時間を示す
資料を見ながら相談したい、回答に補足質問が必要など、メールだけでは終えにくい用件では、電話する時間を相談します。
件名:お電話日時のご相談/見積書の確認
先ほど、見積書の確認でお電話しましたが、お話しできなかったためメールいたしました。
本日15時〜17時、または10月5日10時〜12時の間で、10分ほどお話しできればと考えております。ご都合のよい日時をお知らせいただけますでしょうか。日時が決まりましたら、こちらからお電話いたします。
相手から電話してもらいたいなら、末尾を「上記時間帯に、03-XXXX-XXXXへお電話いただけますと幸いです」に替えます。両方の文を並べず、誰がかけるのかを決めてください。候補の時間帯と所要時間は、自分が対応できる範囲で書きます。電話がつながった後の都合確認は用件と所要時間を添えた聞き方が役立ちます。
代理者から受付を知らせるメール例
件名:お問い合わせを受け付けました/担当者不在のご連絡
株式会社○○ 佐藤様
お問い合わせありがとうございます。担当の田中は本日不在のため、山田が代理で受け付けました。
内容は田中へ共有し、10月6日15時までに担当者または代理者からご連絡します。お急ぎの場合は、このメールへの返信または03-XXXX-XXXXへご連絡ください。
休暇、通院、出張先など、不在理由の詳細を本人の了承なく書く必要はありません。「本日不在」「外出中」のように、相手の次の行動に必要な範囲へとどめます。戻り時刻を確約できない場合は、推測で書かず、次回連絡時刻を示します。担当者の回答時刻を約束する前に、誰が対応できるかを社内で確認し、文例の時刻を実際の連絡予定に置き換えてください。
社内へ引き継ぐ情報
- 受付日時と受付者
- 相手の会社名・氏名・連絡先
- 対象案件、注文番号、問い合わせ番号
- 相手が確認したいこと
- 折り返し要否と希望時間
- 回答期限と緊急度
相手へのメールと社内伝言では目的が違います。相手向けには受付結果と次回連絡を、社内向けには担当者が回答するための事実を残します。伝言の書式は電話伝言メモの書き方で確認できます。
送信前の確認
- 相手の不在や理由を推測で書いていないか
- 件名だけで案件と用件を特定できるか
- 折り返し、再架電、メール返信の希望が一つに決まっているか
- 電話で伝えた内容とメールの日時・金額・数量が一致するか
- 代理者へ開示してよい情報だけを書いているか