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共感力
商談や問い合わせ対応で、相手の状況を受け止めながら会話を前に進める共感力を説明します。
共感力は、相手の話に賛成する力ではなく、相手の立場や不安を受け止め、会話を整理して次の行動につなげる力です。
共感は同意ではなく、相手の状況を受け止めること
ビジネスでいう共感力は、相手の感情に合わせるだけの能力ではありません。相手が何に困っているのか、どの条件を重視しているのか、なぜその発言をしているのかを受け止め、会話を前に進める力です。営業、問い合わせ対応、上司への相談、チーム内の調整などで役立ちます。
大切なのは、相手の意見にすべて賛成することではなく、「そう感じる背景は理解しました」と示したうえで、事実確認や提案につなげることです。否定から入ると相手は防御的になり、必要な情報が出てこなくなります。
共感を示す4つの型
- 受け止める:「ご不安に感じられる点ですね」「その点は気になりますよね」
- 言い換える:「つまり、初期費用よりも運用負担を重視されているのですね」
- 確認する:「現在の課題は、納期と社内承認の2点という理解でよろしいでしょうか」
- 次につなげる:「その前提で、比較しやすい選択肢を整理します」
やってはいけない共感
「分かります」を連発するだけでは、相手は本当に理解されたとは感じません。相手の話を途中で奪う、安易に体験談を重ねる、相手の不満に便乗して第三者を批判する、といった対応も信頼を損ねます。共感の後には、相手の発言を具体化する質問を添えると会話が深まります。
たとえば「価格が高い」と言われた場合は、「高いですよね」で終わらせず、「初期費用、月額費用、社内説明のしやすさのどこが一番気になりますか」と確認します。共感は、相手に寄り添いながら判断材料を増やすための会話技術です。
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