退職挨拶メールの書き方|社内・取引先への例文と送る時期
退職挨拶メールは、感謝を伝えるだけでなく、最終勤務日、業務の引継ぎ、後任・今後の連絡先を誤解なく案内する文書です。取引先への連絡は独断で送らず、上司・後任と時期、宛先、文面を確認します。
退職日・最終勤務日・引継ぎ完了日を区別する
| 相手 | 時期の目安 | 先に確認すること |
|---|---|---|
| 上司・直属チーム | 会社の手続きに従い早めに | 公表時期、引継ぎ、顧客連絡 |
| 社内関係者 | 人事・上司が認めた時期 | 最終勤務日、後任、問い合わせ先 |
| 取引先 | 引継ぎ期間を確保できる時期 | 上司・後任の承認、訪問の要否 |
| 一斉挨拶 | 最終勤務日の終業前など | 宛先範囲、BCC、社内ルール |
有給休暇等で退職日より前に出社を終える場合は、「退職日」と「最終勤務日」を混同しないようにします。社外には自社の窓口が途切れないことを優先します。
社内向けの例文
件名:退職のご挨拶(営業部・田中)
皆様
私事で恐縮ですが、9月30日付で退職することとなり、本日が最終勤務日です。
在職中は多くのご指導とご協力をいただき、心より御礼申し上げます。特に○○プロジェクトでは、部署を越えて支えていただきました。
担当業務は営業部の鈴木さんへ引き継いでおります。業務に関するお問い合わせは、10月1日以降、鈴木さんまたは営業部共通窓口へお願いいたします。
皆様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。これまで本当にありがとうございました。
取引先向けの例文
件名:退職および担当変更のご挨拶(株式会社○○ 田中)
株式会社青葉
佐藤様
いつも大変お世話になっております。株式会社○○の田中です。
私事で恐縮ですが、9月30日付で退職することとなりました。佐藤様には、これまで格別のご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
後任は営業部の鈴木が務めます。進行中の○○案件を含め引継ぎを行っており、今後のご連絡は鈴木(メール:sales@example.jp)へお願いいたします。後日、鈴木より改めてご挨拶申し上げます。
本来であれば直接ご挨拶すべきところ、メールでのご連絡となりましたことをご容赦ください。末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
取引先向けでは、自分の感想より業務継続を先に書きます。後任の氏名・部署・会社管理の連絡先と、進行中案件が引き継がれていることを確認してから送ります。
避けたい書き方
- 会社と合意していない退職理由、内部事情、不満を書く
- 顧客情報を私用メールへ持ち出し、退職後の営業に使う
- 多数の社外宛先をTo・CCで公開する
- 後任の了承なく氏名や個人連絡先を掲載する
- 「今後はこちらへ」と私用SNSだけを業務窓口にする
- 挨拶送信だけで引継書や案件更新を完了扱いにする
退職に伴う資産・権限・データの処理はオフボーディングで確認してください。
最終確認日: 2026年8月27日。公表時期、宛先、後任、連絡先は上司・人事・後任と確認してください。