ビジネスマナー講座は社会人の方にきっと役に立つ、日常のビジネスマナーや勘違いしやすい項目等について1記事1テーマで解説するブログサイトです。皆様のビジネス力向上のお役に立てば幸いです。

話を詰めるとは?

「話を詰める」は、大枠だけ決まった内容について条件や未決事項を具体化し、結論を出せる段階まで議論を進めることです。相手を問い詰める意味ではありません。

「話を詰める」の意味

「詰める」には、十分に検討して物事の決着がつくようにする使い方があります。「話を詰める」は、方向性だけの合意から、実行できる条件へ具体化する場面で使います。

実施内容、対象範囲、担当者、期限、費用、未決事項の扱いが明らかで、関係者が次の行動を説明できる状態です。

話をまとめる・つける・切り上げるとの違い

表現中心となる意味
話を詰める詳細を決め、結論へ近づける契約範囲と開始日を詰める
話をまとめる意見や要点を整理する、合意へ導く各部署の意見をまとめる
話をつける交渉を決着させる条件について先方と話をつける
話を切り上げる会話や会議を終える残件を確認して会議を切り上げる

結論が出ていなくても、次に詰める論点と担当が決まれば会議を切り上げられます。「詰める」と「切り上げる」は反対語ではなく、会議の進行上は両立します。

話を詰めるときの6項目

目的何を解決・実現するか
範囲含むもの、含まないもの
条件金額、品質、前提、承認
担当誰が実行・確認するか
期限開始、締切、判断日
未決事項保留理由、確認先、再協議日

「次回、もう少し話を詰めましょう」だけでは準備内容が分かりません。「次回は費用範囲、開始日、担当部署の3点を確定します」のように、詰める対象を明示します。

場面別の例文

会議で

方向性には合意できました。次回は、対象業務、費用の上限、開始日を詰め、実施可否を決定しましょう。

取引先へ

ご提案内容を社内で確認しました。契約範囲と納品条件を詰めるため、確認事項を3点お送りします。

社内チャットで

未決は担当者と公開日の2点です。担当候補を本日中に確認し、明日15時の打合せで詰めます。

話を詰めた後は記録へ移す

  1. 合意事項何が決まったか
  2. 未決事項何が決まっていないか
  3. 担当と期限誰がいつまでに行うか
  4. 正式な承認議事録、稟議、契約、発注のどれが必要か

口頭で話を詰めても、それだけで正式な承認や契約手続が完了するとは限りません。会議後は議事録や確認メールへ移し、承認者と次の行動を明確にします。

参考情報

最終確認日: 2026年8月24日。

スポンサーリンク