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社員がもう帰ってしまったことを何という?帰社?帰宅?退社?

社員がもう帰ってしまったことを何という?帰社?帰宅?退社?についてのマナーなどを紹介していきます。

会社に電話などがあって、すでにその社員(従業員)が自宅に帰ってしまったということを電話口で説明するときは何というのがベストでしょうか?最適なのは「退社」になります。ただし、退社という表現は、会社を退職したという意味で取られる場合もありますので前後の文脈には注意してください。

帰社は会社に戻ってくること

まず、よく間違って使われるのが「○○は本日、帰社しておりまして......」という表現。帰社というのは外出先から会社に戻ってくることを意味するので、帰社しているならそこにいるでしょ?という意味の分からない回答になってしまいます。

なのでこの回答は確実にNGです。

帰宅は間違いではないけど、ビジネス向けではない

「○○はすでに帰宅しております。」という表現は間違いではありませんし、意味も伝わるでしょうが、「自宅に帰る」という私的な部分が強調されているのでビジネス向けとは言えないかもしれません。

退社は前後の文脈に注意して勘違いされないようにする

もっともしっくりくるのは「退社」です。
ただし、「○○さんいますか?」という質問に「○○は退社しております」と回答すると、人によっては○○さん会社辞めちゃったんだなぁと勘違いされる恐れがあります(入社の対義語は退社)。

ですから、退社という表現を使うときは「本日は○○は退社しました。」とか「○○は退社しております。明日は○○時に出社する予定となっております」といった具合にするとよいです。

「○○は本日退社しました」はあまりよろしくありません。これはとらえ方によっては本日をもって○○は会社を辞めました、ととらえられる可能性がるからです。

日本語って難しいですね。
以上、社員がもう帰ってしまったことを何という?帰社?帰宅?退社?というお話でした

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