支払期日延期の承諾書・メール
支払期日延期の承諾は、どの請求について、いつまで、どの条件で延期を認めるかを限定する文書です。継続的な支払遅延を黙認したように見えないよう、今回限りの扱い、変更後の期日、分割の有無、今後の条件を明記します。
法令上の支払期限が関係する取引、金額が大きい、再延期、連絡内容が不明確、資金繰り悪化が疑われる場合は、担当者だけで承諾せず、経理・責任者・必要に応じて専門家へ確認します。
承諾前に確認する項目
| 確認 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 対象債権 | 請求書番号、金額、元の支払期日 |
| 延期理由 | 一時的事情か、継続的な支払困難か |
| 変更条件 | 新期日、一括・分割、振込方法 |
| 費用 | 契約上の遅延損害金・手数料の扱い |
| 今後 | 再延期の扱い、次回取引の前払・上限 |
支払期日延期の承諾メール文例
件名:支払期日延期の承諾(請求書INV-260731-08)
株式会社○○
経理部 佐藤様
2026年8月22日付でご依頼のありました支払期日延期について、社内で確認し、下記条件に限り承諾します。
- 対象請求書:INV-260731-08
- 請求金額:1,100,000円
- 当初支払期日:2026年8月31日
- 変更後支払期日:2026年9月15日
- 支払方法:指定口座へ一括振込
本承諾は上記請求に限るもので、その他の請求および今後の取引条件は従来どおりです。再度の変更が必要となる場合は、9月8日までに理由と支払計画を書面でご連絡ください。
ご確認のうえ、本メールへ承諾の旨をご返信ください。
分割払いを認める場合
各回の金額と日付を表で示し、合計が請求額と一致することを確認します。「月内に一部」のような表現は避け、「9月15日に550,000円、9月30日に550,000円」のように確定します。請求書の再発行・修正が必要かは経理処理と合意内容に沿って判断します。
取適法が関係する場合
取適法の対象取引では、委託事業者に支払期日を定めて期限内に支払う義務があります。当事者間で延期に合意しただけで法令上の義務が当然に消えるとは限りません。自社が受託側として延期依頼を受ける場合も、対象取引と法定期日を確認し、安易に「問題ありません」と回答しないようにします。
承諾後の管理
- 売掛金台帳と入金予定日を更新する
- 請求書・延期依頼・承諾返信を同じ管理番号で保存する
- 期日前に確認する担当者と日付を決める
- 新規注文を受ける条件や与信上限を再確認する
参考情報
最終確認日: 2026年8月24日。法令適用や回収方針は個別事情に応じて専門家へ確認してください。