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株主代表訴訟
株主代表訴訟の意味、取締役の責任追及、ガバナンス上の位置づけを説明します。
株主代表訴訟とは、会社が取締役などに対して責任追及をしない場合に、一定の要件を満たす株主が会社に代わって責任を追及する訴訟です。損害賠償が認められた場合、原則として賠償金は株主個人ではなく会社に帰属します。
対象になり得るのは、取締役の善管注意義務違反、法令違反、利益相反、内部統制の不備、重大なリスク管理の失敗などです。近年は不正会計、情報漏えい、品質不正、ハラスメント対応など、ガバナンス全体の問題とも結びつきます。
実務で見るポイント
- 取締役会や監査役・監査委員会が機能していたか
- 内部統制、リスク管理、コンプライアンス体制が整っていたか
- D&O保険や役員責任の範囲を会社がどう開示しているか
株主代表訴訟は、株主が経営陣を攻撃するためだけの制度ではありません。会社の損害を回復し、取締役の責任と経営監督の実効性を問う仕組みとして理解すると、ニュースや開示資料を読みやすくなります。
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