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購買力平価
購買力平価の意味、PPPによる国際比較、GDPや為替レートを見るときの注意点を説明します。
購買力平価(PPP:Purchasing Power Parity)とは、国ごとの物価水準の違いをならして、通貨の購買力を比較するための換算レートです。OECDは、購買力平価を国ごとの価格水準差を取り除き、異なる通貨の購買力を等しくするための通貨換算レートと説明しています。
市場の為替レートは、金利、投資資金、貿易、政治リスク、短期的な需給で大きく動きます。一方、購買力平価は、同じような財・サービスの価格を比べて、実際にどれだけ買えるかを考える指標です。国際比較では、GDP、1人当たり所得、生活水準、価格水準を見るときに使われます。
読むときの注意点
- PPPは市場為替レートそのものではなく、国際比較のための統計上の換算レートである
- 非貿易財、サービス価格、税、品質差、消費構成の違いで結果が変わる
- 「PPPベースGDP」と「名目GDP」を混同しない
- 海外進出や価格比較では、為替レート、現地物価、賃金、税制を合わせて見る
購買力平価は、為替の割安・割高を考える入口にもなりますが、短期の為替予測にそのまま使うものではありません。ビジネスでは、海外市場の価格設定、現地コスト、所得水準、投資判断を比較するときに役立ちます。
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