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職能給

職能給についての説明です。

職能給(しょくのうきゅう)とは、従業員が持つ能力の大きさによって決まるという給与体系のこと。従業員が持つ能力上昇に応じて給料も上昇させていくという制度。聞こえは良いが一般的には職位等級制度により給与水準が年功序列的に増加していく形となる。

例えば、職位と等級が決められる

経営職:5級~1級
管理職:5級~1級
指導職:5級~1級
業務職:5級~1級

例えば、新入社員は業務職5級となり、翌年以後、業務に問題が無ければ1級ずつ上昇。さらに、昇格試験に合格した場合(または職位(役職など)が上昇した場合)、には上級職に上がるといったもの。そして、それぞれのテーブルごとに職能給が設定されているといったもの。そのため、同じ部長職であっても、等級(年齢・勤務暦等)によって給与額が違うのが一般的である。
(あくまでも一例。別の方法により職能給が運用されている会社もある)

対義語は、職務(要するに役職ごと)に給与体系が決定している職務給。

 

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