サンクコスト
サンクコスト(sank cost)とは、埋没費用とも呼ばれる費用のこと。事業やある行為を行う際に支払った費用や時間などでこうしたものは、途中でその事業や行為をやめてしまっても戻ることが無い費用のこと。時に経営的な判断を誤らせる場合もある。
埋没費用
埋没費用(まいぼつひよう)とは、サンクコストとも呼ばれる費用のこと。ある行為に対して投下した資金(費用)のうち、その行為を途中でやめた場合に改修できない費用のことを指す。例えば、事業を始めるために、投下した準備資金や軌道に乗せるために支払った費用や時間が埋没費用となる。
現在割引価値
現在割引価値(げんざいわりびきかち)とは、将来の金銭を現在の価値に直したもの。例えば、明日貰える100万円と、20年後に貰える100万円では、同じ100万円という金銭であっても価値が異なる。(どっちがいいかといわれたら、ほとんどの人は前者を選ぶはず)
インセンティブ
インセンティブ(Incentive)とは、経済学では、費用と便益の関係で意思決定をおこなう人の行動を変化させる誘引のこと。例えば、ゴミを不法投棄する者に対してなんら規制が無い場合、正規に廃棄するコストよりも不法投棄するコストが安い場合、人は不法投棄する。しかし例えば不法投棄に高額の罰金や刑罰を課した場合には、不法投棄に対するコスト(費用)が上昇する事で不法投棄を抑えることができる。これがインセンティブである。
フィリップス曲線
フィリップス曲線(Phillips Curve)とは、イギリスの経済学者フィリップスが論文の中で発表した曲線。失業率とインフレ率の関係を示したもの。横軸にはインフレ率、縦軸には失業率をとったとき、両者の関係は右下がりの曲線となることを示したもの。
トレードオフ
トレードオフ(Trade Off)とは、二律背反という意味。二つの目的があり、それぞれ片方を追求する場合には他方を犠牲にする必要があるという状態のことを指す。ビジネスの現場においても、こうしたトレードオフの関係にある事象は多い。この場合、それぞれの特徴や利点、欠点を把握した上で最適なポイントを決定する必要がある。
マクロ経済
マクロ経済(Macroeconomics)とは、一国全体の経済津堂を分析する近代経済学の一つ。個々人(企業)を分析対象とするミクロ経済とは反対に、一国全体の経済変数や変動により全体の効率性や効用(満足度)の最適化を分析する学問。
ミクロ経済
ミクロ経済(Microeconomics)とは、近代経済学の分野の一つ。マクロ経済とは反対に、経済主体を最小単位(家計)、企業(生産者)、その2者が行う経済取引を分析対象とする経済学の研究領域。最小単位(ミクロ)の分析を行うことからミクロ経済と呼ばれる。
供給曲線
供給曲線(きょうきゅうきょくせん)とは、生産者(販売者)が財やサービスなどを市場に提供しようとする活動量を示す曲線。需要曲線と同様に、横軸に価格、縦軸に数量(生産量)を示す。売り手としては、価格が下がればそれだけ生産しようという意識は小さくなり、逆に高く売れるのであれば生産量は増大する。そのため、供給曲線は通常右肩上がりの曲線となる。
需要曲線
需要曲線(じゅようきょくせん)とは、需要(財・サービスに対する購買力の裏づけがある欲望)が価格が変化することでどのように変化するのかを示す曲線のこと。通常価格が上がれば需要量が減少するため、右肩下がりの曲線となる。
レモン市場
レモン市場(れもんしじょう)とは、経済学において情報の非対称性により、買い手(売り手)に品質に関する情報が少なく、対する売り手(買い手)に情報が多いため、不良品や高値掴み(叩き売り)されやすい取引市場のことを指す。
モラルハザード
モラルハザード(moral hazard)とは、情報の非対称性により非効率な資源配分がなされたり、保険による保険契約者のリスク編重行動などを指します。例えば、自動車保険に加入することにより、自動車の運転が荒くなったり、生命保険の死亡リスクが高い人ほど保険に入りたがるといった点など。