会食でお酒を勧める・断るマナー|飲酒強要を防ぐ対応
接待や職場の会食でも、飲酒は参加条件ではありません。乾杯はソフトドリンクで構わず、お酌を受ける義務もありません。飲む・飲まないを本人が決められる状態を作ることが、現代の宴席マナーです。
勧めるとき・断られたとき
| 場面 | 適切な対応例 | 避けたい対応 |
|---|---|---|
| 最初の注文 | 「ノンアルコールやお茶もございます」 | 全員分のビールを確認せず注文する |
| 乾杯 | 各自が選んだ飲み物で行う | アルコールへ持ち替えさせる |
| 空いたグラス | 「次は何になさいますか」と尋ねる | 返事を待たずに注ぐ |
| 断られた | 「承知しました」と別の話題へ移る | 理由、体質、妊娠などを尋ねる |
断る側の言い方
「ありがとうございます。今日はノンアルコールでお願いします」
「お酒は控えておりますので、お茶をいただきます」
「これ以上は飲みません。お水をお願いします」
理由を説明する必要はありません。繰り返し勧められたら、曖昧に笑うだけでなく「飲みません」と明確に伝え、同席者や店員へ助けを求めます。
飲酒強要・不適切な言動を止める
- 一気飲み、罰ゲーム、返杯、飲酒量の競争をさせない
- 若手、部下、取引先へお酌や隣席を強要しない
- 酔ったことを理由に、身体接触や性的な話題を容認しない
- 断った人を評価、契約、昇進、仲間意識と結び付けない
- 不適切な言動があれば進行役が止め、必要なら会食を終了する
厚生労働省は、職場のハラスメント防止について、事業主による方針の周知、相談体制、事実確認と再発防止などを示しています。会社が主催・関与する会食でも、相談先と記録方法を確認します。
体調が悪そうな人がいる場合
- 飲酒と食事を止め、本人へ声をかける。
- 一人にせず、安全な場所で状態を確認する。
- 意識や呼吸など緊急性が疑われる場合は、ためらわず救急要請する。
- 本人に運転させず、安全な帰宅・受診方法を手配する。
- 翌日に必要な社内報告と相談対応を行う。
飲酒運転をさせない
車で来店した人、業務車両を使う人がいる場合は、飲酒前に帰宅手段を確認します。「少し休めば大丈夫」と自己判断させず、運転代行、公共交通、タクシー、宿泊などを手配します。警察庁は「飲酒運転を絶対にしない、させない」と呼びかけています。
最終確認日: 2026年7月28日
スポンサーリンク