接待・会食の席次|個室・和室・円卓での上座と下座

接待・会食では、入口から遠く落ち着いた席を来客側の上座、入口に近く店員と連絡しやすい席を招く側の下座とするのが基本です。ただし、店舗が座席を指定している場合や、本人に移動・食事上の希望がある場合は、その案内を優先します。

4人用個室の配置例(入口が右下)

来客 1
主賓
来客 2
テーブル
自社 1
責任者
自社 2
進行・会計
入口・店員の動線

責任者同士が会話しやすく向かい合い、進行・会計担当は入口や店員に近い位置へ座ります。肩書だけでなく、会話の目的と役割で並びを調整します。

和室・座敷

床の間がある和室では床の間に近く、入口から遠い席を上座の目安にします。ただし、正座や段差が負担になる人へ座敷を強いません。椅子席への変更、掘りごたつ、靴の着脱、化粧室までの動線を事前に確認します。

円卓

入口の反対側を主賓席とする目安

来客 2
来客 1
主賓
自社 1
責任者
自社 3
円卓
来客 3
自社 2
自社 4
進行担当
入口

主賓を入口から遠い席へ案内し、以降は来客側と自社側を会話しやすいように配置します。円卓の回転台は料理を取る人を待ち、反対方向へ急に回しません。

カウンター・オープンスペース

入口との距離だけで順位を作るより、騒音、厨房の動線、壁際、眺望、会話のしやすさを確認します。横並びでは全員の会話が難しいため、重要な打ち合わせを兼ねるなら別の席を選びます。

席次より優先する条件

条件調整
車いす・杖・けが本人が移動しやすく、店員や他客の通路を妨げない席を相談する
食事の介助・手話通訳本人と支援者が相談しやすく、照明・視線が確保できる配置にする
聞こえ・音への配慮スピーカー、厨房、団体席から離れ、相手の顔が見える席にする
途中退席・早い帰宅移動しやすい席を本人に提案し、上座を理由に奥へ案内しない

席を変えたいと言われたら

「承知しました。こちらの方が出入りしやすいので、お席を入れ替えます。お荷物もこちらへお持ちします」

理由を詳しく尋ねたり、「上座ですから」と元の席へ戻したりしません。料理、名札、荷物、飲み物も新しい席に合わせます。

最終確認日: 2026年7月28日

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