ジュグラーの波に関するQ&A
2007年06月11日
Q.質問
景気循環 についてのセンター試験の問題で適当なものを選ぶらしいのですが、①ジュグラーの波とは建築循環ともよばれ、人口増と住宅建築の速度の差によって生じるものであり周期は20年程度とされる。②キチンの波は設備投資循環ともよばれ、設備投資の変動によって生じるものであり、周期は10年程度とされる。③投資・雇用の縮小が始まると不況になり、それが急激であると恐慌になるが、第二次世界大戦以降恐慌は発生していない。④景気循環の後退期においては、賃金は下降するものの物価が上昇傾向を示し、生活の圧迫要因となる。と4つの選択肢があるのですが全て正しくないと思います。正解はどれですか。また解説もよろしくお願いします。
2007年06月14日
A.回答
ほんと微妙ですね...①、②は明確に×ですよね。じゃ、③と④のどちらかということになると、③は「恐慌」の定義が問題ですよね。少なくとも「恐慌」とは呼ばれていないけれども、オイルショックとか中南米危機とかメキシコ危機とかアジア危機とかロシア危機とか、あれはじゃあ何?って話になりますよね。④も一般化するのは難しいですよね。「賃金は下降するものの」っていっているけど、賃下げはそうそう簡単にどこの国でもできないから。それから「物価が上昇傾向を示し」っていうのが、景気後退局面でずっと続くかというとそうではない。「景気後退初期」ならともかく、ずっとではないでしょう。うーん...難しいけれども微妙に④の方が正解かなという感じがしますね。賃金は簡単には下降しないけれども、確かに残業代が減ったりして収入は減るかもしれない。広い意味に読み替えればそう読めなくもない。物価上昇もまあしばらくは続くから、「生活の圧迫要因」は正しいし。で、センター試験の解答はどっちですか?
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