B2Cに関するQ&A

2011年10月29日 Q.質問
B2Cをしている企業は、原料の仕入れ先がB2C商品(しかも競合する)を発売したら、仕入れ先に圧力をかけますか?原料を供給する商社が自社製品(B2C)を販売して、原料供給先の法人企業(B2Cをしている)と競合することになるとき、商社は取引先を失ってしまいますか?商社が自社製品発売で成功した例があれば教えてください。特に中小企業や起業して数十年で高シェア(原料供給先よりも高いシェア)を実現した企業はありますか?私の知るある企業は、原料を供給している商社であり、自社商品(B2C)を展開してその売り上げを伸ばそうとしていますが、現存の取引先に配慮してか、積極的な販促をしようとしません。これでは、中途半端で終わる気がするのですが、やはり、原料供給会社は原料供給に集中したほうが良いのでしょうか?よろしくお願いします。
2011年10月30日 A.回答
ざっと要素で分けると、原料の供給会社の強みは、サプライヤーとしての調達と加工ノウハウで、小売企業の強みは、マーケティングや商品企画のノウハウだと思うのですが、原料供給会社が新たな収益源を模索する場合には、小売に参入する(マーケティングノウハウの獲得に投資する)よりも、新たな原料商品を開発することに投資した方が自社の強みがより強化され、自ずと利益率も取れることが予想できます。PCのデルもBTO(組み立て)はやるけれど、基盤の製造はやらないのと同じです。反面、基盤の製造ノウハウがあるアスースやgigabyteは、PCメーカーに儲けさせる為の商品開発に集中しています。質問の成功例に該当するか分かりませんが、小売への参入事例として、前記したPC用パーツの開発会社が、小売の商品である完成品PCと住み分けをして、自作用のPCパーツのマーケット(B2C)で成功している点は参考になるかもしれません。小売が満たしきれない原材料へのこだわりを、原材料のノウハウを持つサプライヤーが個別に満たすような展開は、小売と顧客の知識差が逆転している現在において、理にかなっていると思います。対象の顧客が違えば、住み分けが出来るという事例です。
 
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